enisuruの「いい写真」の選び方

 

 

〜 enisuruが思ういい写真について 〜

 

感情が伝わる

 

 感情がこもった瞬間を捉えた写真には特別な力があります。例えば、ブレていても子どもが初めて自転車に乗れた瞬間の笑顔が写っている写真は、その喜びや達成感が強く伝わります。このような写真は技術的な完璧さを超えた価値があります。あの時はなんとも思わなかったけれど、いま振り返るとその瞬間がなければ今の自分はなかったという感情が溢れる瞬間です。

 

  • 子どもが初めて自転車に乗れた瞬間の笑顔が写っている写真。
  • 大学の卒業式で友人たちと肩を組んで涙を流して笑っている写真。
  • 祖父母の金婚式で家族全員が集まって笑顔で写っている写真。

 

 

今につながるストーリーがある

 

 ストーリーを感じさせる写真は、見る者の心に深く響きます。構図が不安定でも、家族が初めて一緒に建てた家の前で撮った写真などは、その背景にある家族の歴史や絆が伝わるため、大切な思い出となります。写真で表現されているものの背景に、その時代の自分の覚悟や大事な感情が込められています。

 

  • 家族が初めて一緒に建てた家の前で撮った写真。
  •  旅行先で家族全員がそろって撮った記念写真。
  • 初めての子どもの誕生日パーティーでみんなでケーキを囲んでいる写真。

  

 

日常の自然な瞬間を捉えている

 

自然な瞬間を捉えた写真は、その場の雰囲気や感情をリアルに伝えます。例えば、照明が暗く、ピントも合っていないけれど、祖父母と孫が一緒に笑っている写真は、その温かい交流がにじみ出ており、その瞬間の幸福感を感じることができます。今の自分にとって、あの瞬間が大切だと思えるシーンです。

 

  • 祖父母と孫が一緒に笑っている写真。
  • ペットと一緒に遊んでいる瞬間を捉えた写真。
  • 夕食後に家族全員がリビングでくつろいでいる写真。

 

 

「enisuruにするいい写真」というのは、技術的な完璧さよりも、写真が伝える感情やストーリー、そして日常の中にある瞬間の美しさに価値を見出すものです。これらの写真とキャプションが組み合わさることで、心に残る作品となるのです。